(2016.8.10 作成)
(2018.11.20 更新)
PCB製造で使用されるガーバーフォーマットを機械系CADで汎用的に使用されるDXFに変換する方法について紹介したいと思います。この程度の変換はフリーソフトがあって簡単にできると思ったのですが、なかなか一筋縄ではいかなかったのでこの情報を参考にしていただければと思います。
使用するソフトはKiCadのみです。管理人もまだまだKiCadの使い方が分かっていないのですが、初めての方でもわかるように説明したいと思います。
ここでは例として読み込むガーバーデータはSTマイクロエレクトロニクスさんのSTM32F3Discoveryのガーバーデータを用います。
通常通りKiCadを起動して新規プロジェクトを開始します。
GerbViewを起動します。GerbViewとはその名の通りガーバーデータのビューワーです。
起動したらガーバーデータを読み込みます。読み込む際はF3Discoveryのすべてのレイヤ(*.gbr)ファイルを読み込みます。
こんな感じで読み込めました。
PCBnewへエキスポートを選びます。その際、まずファイル保存ダイアログが出ますので最初に作成したプロジェクト内の*.kicad_pcbファイルに上書きするよう設定します。
ファイル名を設定すると次にレイヤ設定ダイアログが表示されるので、ガーバーデータに合わせ、適宜レイヤを設定します。今回は左図のようなレイヤ設定としました。
次に基板レイアウトエディターを起動します
無事PCBnewで開けました。
次はDXFの書き出しです。まずはプロットを選びます。
右図のようなダイアログが出てくるので、DXFを選び、また出力したいレイヤにチェックを入れ製造ファイル出力を選びます。
これでDXFファイルがプロジェクトフォルダに書き出されていると思います。
最後に本当にDXFが書き出されているか確認します。管理人の場合最近は3D-CADとしてOnShapeを使用していますので、この場合の例を示します。
適当にプロジェクトを作成したのち、左下の+マークからImportを選び、作成したDXFファイルを選択します。
無事DXFファイルが作成されていることが確認できました。
うまくできたでしょうか?