PwmOut (Arduino)

(2015.5.31 作成)

 Arudino版のPWM出力は単にanalogWrite関数を呼び出しているだけですので、制約等は全てanalogWriteに従います。よって周波数の変更には対応していません。

 Arduino UNOの場合はPWM出力が出来るピンには「~」のマークが付けられており、使用できるピンとその場合の周波数は以下の通りとなります。

ピン番号 周波数
 3, 9, 10, 11 490 Hz
5, 6 980 Hz

 また設定されるパルス幅も8bitなので解像度が1/255になっています。

コンストラクタ

プロトタイプ

PwmOut(const uint8_t &Pin);

引数

Pin

出力するピンを指定する。

 analogWriteと異なり、コンストラクタを呼び出すだけでは出力が行われません。コンストラクタでピンを指定してwrite関数でDutyを設定することで出力されます。

サンプルプログラム

#include "Wire.h" //最初のコンパイル時だけコメント解除
#include "SPI.h"
#include "DKS_PwmOut_Arduino.h"

void setup() {
  DKS::PwmOut pwm(9);
  pwm=0.8;  // pwm.write(0.8) と同じ
}

void loop() {
}