(2018.11.7 作成)
Aliexpressで右の安価な中華ヒートガンを買ってみたところ期待以上に使えそうだったのでご紹介です。
まず基本的な性能ですが出力は450Wです。温度と風量は写真手前のACアダプタ兼コントローラーで設定することができ、温度については450度まで、風速については10段階で設定することができます。温度については後程測定結果を載せていますのでそちらも併せてご確認ください。
さて、使い方ですが一応紙切れ1枚の取説は入っているのですが特に読まなくても使うことはできます。コントローラーのボタンをポチポチ押して温度と風量を設定し、台から外せば動きます。どうやら台に磁石か何かが仕込まれているらしく、台に置く/置かないがスイッチになっているようです。使用が終われば台に戻すと100度まで温度が下がって自動で停止します。ちなみに風量については設定値の6が標準とのこと。
使い方といっても以上が全てなのでとても簡単です。しかし電源を入れたまま万が一倒れて台から外れたらと思うと少し不安になりますね。
また管理人が購入したヒートガンですが、左のように6個の口がついていました。一番大きいものは径が同じなのは???ですが、いくつかサイズ違いが使えるのは今後何かの役に立ちそうな気がします。
ところでこのまま紹介が終わるのではさすがに情報量がなさすぎるので、写真のような形で温度測定をしてみました。熱電対の先から少しだけ距離を置いて風量設定5で計測しています。
左が温度測定結果です。450度まで設定を上げてみたのですが、熱電対の周りの熱収縮チューブがちょっと溶けてしまったので最大の480度までは試していませんが、必要十分な温度にまで上がっていることが分かります。
ちなみに写真のようなクリームはんだの場合183度で溶けますので、設定温度を200~250度にしておけば問題なく溶けるということが分かります。
ということで試しにヒートガンでチップ部品を実装してみましたが、いい感じに溶けて接続できました。
普通に使えるヒートガンが1600円で購入できるので、興味のある方は検討してみるのもいいかもしれません。
下の商品リンクにもありますが、コントローラーとしては別の形態もあるようです。管理人としてはより小型のACアダプタ一体のコントローラーが小さくて正解だったなと思っています。8858という型番なのか8858 Hot air gunで検索すると色々な店が取り扱っていますので、そこから一番よさそうなお店を選べばよいと思います。