(2021.1.13 作成)
愛用しているSTM32 BluePill基板の在庫がなくなってきたので追加で購入するためAliexpressを見ていると写真の様なUSBコネクタがType-Cになっているものを見つけました。100円も違わないので、買ってみましたのでそのご紹介です。
いろいろと調べてみるとどうやら開発元はWeAct studioというところのようです。この会社?のGithubページに回路図があるので使う分には特に困らないと思います。
また同サイトには海賊版が出回っているから正規の場所で買ってね。と書いてありますが、Aliexpressの正規のショップでは既に販売されていないようです。
上記の通りUSBコネクタがType-Cというだけで十分メリットがあるかと思うのですが、さらに管理人にとっては左写真の様に裏面に部品が実装されていないということもとても大きなメリットだと思います。
ただ少し注意してほしい点があるとすればピン配がほとんどBluepillと同一なのに一か所だけGNDがVCCになっている点です。このため注意して使用しないと壊してしまう可能性があります。
最終的にピンヘッダを取り付けてみたのが左の写真です。はんだ付け自体は大したことがないのですが、ピンヘッダを付けた後にFlashを取り付けるのは面倒なので先につけておくことをお勧めします。
また大した話ではないのですが、管理人が購入した個体にはST-Linkを接続する横向きのピンヘッダ(写真では右側についています)が同梱されていませんでした。
このため手持ちのL字型のピンヘッダを取り付けたのですが、この時に初めてL字型のピンヘッダにも2種類あることに気づきました。
右の写真がそうなのですが、黒色の樹脂部品がL字の長辺側に取り付けられているか短辺側に取り付けられているかが違います。
別に自分で付け替えれば済む話なのですが、このBluePill plus基板では左の長辺側に樹脂がついているものが正解のようです。
また下にアフィリエイトを貼り付けていますが、本記事執筆時点ではSTM32F103C8T6版とSTM32F103CBT6版の2種類が販売されています。この違いですが、CBT6は内蔵Flashの容量が倍の128kByteになっており、かつ価格も60円ほど高くなっています。
しかし実際はC8もCBも中身は同じものである確率が高いようです。管理人が購入した個体もC8として購入しましたが、128kByteの容量がありました。どうやらSTマイクロさんでは品種を減らすために同じチップに対して別の型番を使って販売することがあるようです。ということで購入はC8T6の方をお勧めします。
さて、こんな感じだったのですがいかがでしょうか?通常のBluepillと比べて数十円の価格上昇ですが、元が100円程度のものなので価格上昇率はかなり高いです。もう少し出せばF4版が買えるので、そちらの方がいいかもしれませんね。
せっかくなのでこれまで入手したSTM32F103C8T6が搭載されたマイコンボートを並べてみました。一番右が今回紹介しているBluePill plusです。その他は左からBluePill, BlackPill, Maple miniになります。
管理人です (土曜日, 03 7月 2021 08:25)
さかさん
コメントありがとうございます!
そうなんですよね。最近値段が高いですよね。
しかもAliは昔は送料無料が普通だったのに最近はとても送料が高いですね。
さらにSTM32として買ったらコピー品が載っていたりするのでリスクが高すぎです。
私はしばらく新規購入は控えて、手持ちを使いまわすようにしています。。。
さか (土曜日, 03 7月 2021 00:15)
最近見てみたら半導体不足のあおりか随分値段が上がっていますね
在庫あるかもわかりませんaliで注文して届いたらラッキーかも
送料無料も今は昔なのかな