リミットスイッチ(ホーミング)

(2017.5.1 作成)

 このページでは中華CNCにリミットスイッチを追加する方法を紹介します。ブログで取り付けまでのプロセスを書いていましたのでご興味があれば本記事と合わせて見てみてください。

 リミットスイッチの取り付けについては公式サイト(こことかここ)に記載があり、また検索するといくつかサイトが見つかりますが、このページでは別途紹介しているリミットスイッチを用いる方法を紹介しています。

 違いといえばスイッチが押されたときにLEDが光ってわかりやすいといった程度ですがご参考になれば幸いです。

取り付け

 Fusion360を用いて右図のような取り付け治具を設計しました。こちらでCADデータを公開していますので、参考にしてください。Autodeskさんの3Dデータのページが開き、その中で3Dデータをダウンロードできます。

 このように設計した取り付け治具を100円ショップで購入したMDF材を加工して作成しました。

配線

 公式ページに記載されているページ(Wiring Limit Switches)ではGNDとスイッチの一方(NCかNO端子)を接続する方法が紹介されています。この接続法でも問題ないのですが、このサイトで紹介しているMechanical Endstopではスイッチが押されたときに光るLEDが実装されているので、本ページではこれを使います。

 具体的には下に示すような簡単な回路を作成し各基板に線を接続するだけです。いざ取り付けるとぐちゃぐちゃになってしまいます。。。

grbl設定

 設置と配線が終了すれば次はgrblの設定です。Arduino IDEのシリアルモニタやbCNCのterminal windowなどgrblと通信が行えるターミナルで設定を行います。

 現在の設定値を見るには"$$"を入力し、例えば$20の値を変更する場合は"$20=1"と入力することで設定値を変更できます。

 以下に今回設定を行った値を例示します。設定値はそれぞれの装置により異なると思いますが、ご参考になればと思います。

 利用しているgrblのバージョンはv1.1fになります。

番号 内容 設定値
$5 Limit pins invert, boolean 0
$20 Soft limits, boolean 1
$21 Hard limits, boolean 1
$22 Homing cycle, boolean 1
$23 Homing dir invert, mask 0
$24 Homing feed, mm/min 25
$25 Homing seek, mm/min 400
$26 Homing debounce, milliseconds 20
$27 Homing pull-off, mm 1
$130 [X,Y,Z] Max travel, mm 200
$131 [X,Y,Z] Max travel, mm 193
$132 [X,Y,Z] Max travel, mm 40

動作確認

 無事に設定ができると下の動画の通りホーミング動作を行うことができると思います。

 管理人の環境では特に問題は起こりませんでしたが、ノイズで動作がおかしくなることがあるようです。その場合はCNC Shieldにコンデンサーの設置で治ることもあるようです。