(2017.1.15 作成)
このページでは中華CNCの組み立てについて紹介したいと思います。もともと組み立て説明書がついていればいいんですけどねぇ。。
このページで紹介しているCADデータをこちらで確認/ダウロードができますので、そちらも併せてご確認ください。
まず土台を作成します。これが全ての基準になるので最も大切です。
平面が出ていることを確認するため、平らな板の上で裏返したりして4つのコーナーがどこも浮き上がらないよう調整してください。
次はテーブルを作成します。テーブルには表裏があるのですが、溝が3本の方にシャフトサポートを取り付けます。この際なぜか管理人は余りそうだったO-ringを挟んでいるのですが、理由は忘れました。。。
シャフトサポートのネジはこの状態では仮固定としておきます。
次にy方向のシャフトを土台へ取りけ、そこにテーブルを設置します(右の図は裏面視です)。ボールねじはまだ取り付けません。
シャフトを取り付ける際は目印が全くないのですが何かを使って極力平行になるよう設置します。管理人はノギスを使って手前と奥が同じ側面に対して0.5mm以下の誤差になるよう調整しました。
そしてテーブルがスムーズに動くように微妙に調整しつつ先ほどのシャフトサポートをネジでテーブルに締結します。またテーブルは後述するZ方向のフレームに干渉しないようになるべくテーブルは中心に固定します。
管理人の場合ここまでの作業が一番時間を要しました。
テーブルが固定できたところで次に真ん中にボールねじを通して固定します。この際バックラッシュ対策としてボールねじに右下のアフィリエイトの写真のようにバネを介してリードスクリューを設置します。
Z軸方向のフレームを取り付け、ひとまず土台側は完成です。この際ステージを動かしてフレームと干渉がないこと、重くてステッピングモータが動きにくいなどがないことを確認します。
次はX軸用の土台にZ軸のフレームを取り付けます。この際にも最初はボールねじを取り付けない状態で組み立て、Z軸がスムーズに動くことを確認します。
先ほど作成した土台にXZ方向のブロックを取り付けます。何度も書きますがこの際もX方向がスムーズに動くことを確認します。
X軸方向のシャフトを取り付ける高さに目印がありません。このため管理人は販売ショップの写真を参考に適当に設置しました。
今のところ特に困ってはいませんが、なにか取り付ける基準があればここで紹介したいと思います。
X軸、Z軸に ボールねじとステッピングモータを取り付けます。この際もテーブルと同じようにバックラッシュ除去用のリードネジを取り付けます。
最後にステッピングモータとレーザーを取り付けて終了です。
お疲れさまでした。