(2020.10.24 作成)
このページでは右の写真に示したUVランプについて紹介したいと思います。
手作りで基板を作ったときの配線の固定やちょっとしたものの固定にこれまではホットボンドを使用していたのですが、UV硬化したほうがしっかりつくのではないか?と思って買ってみました。
購入したものは左写真のようなパッケージに入っておりK-338という型番のようです。UVランプをいろいろと探してみると安価なものは硬化が遅いようなので少し高いものをチョイスしました。といっても送料込み800円ぐらいですが。。。
電池式のものはいっぱいあるのですが、使用頻度は少ないと思いますのでいつでも使えるUSB給電方式にしたのがポイントでしょうか?
今回はセリアで購入した2種類のUVレジン液を使用しました。何が違うのかわかりませんが、速乾タイプと無印のものです。
この2種類で基板にケーブルを取り付けて硬化してみました。UVを照射すること30秒。そこそこ満足できるレベルに硬化できました。
いろいろとWebでUVライトを調べてみると数分待っても固まらないとか書いてあるのですが、レジンの量が少ないからか30秒程度で許容できる程度には固まりました。数分かかるかと思って覚悟していたのですが、あっさり固まってしまったのは意外でした。
ちなみにUVレジンの差ですが、速乾タイプの方が若干硬化後の固定力が弱いような気がしますが気のせいかもしれません。
ということでUVライトでしっかり物を固定できそうなことが分かりました。そこで早速基板に追加工で追加したスイッチを固定してみました。なかなかしっかり止まっていい感じです。
ちなみにこの基板ですが、ESP01にプログラムを書き込むためのライターでリセットボタンと起動モード切り替えスイッチを追加したものです。
さて、いかがでしょうか?これまで管理人はいろいろとホットメルトで固定していたのですがこれからはUV硬化で止める機会も増えてきそうです。しっかり固定しますし、グルーガンが温まるのを待つ必要もないのが魅力的です。次はUVレジンをもっとピンポイントで塗れるように注射器に入れたバージョンも欲しくなってしまいます。
一つ注意するとすれば硬化が早いということはそれだけ光量が大きいということです。あまり直視しない、皮膚に照射しないなど適切な配慮は必要だと思います。保障なんてないですから自己責任でお願いします。