(2017.4.20 作成)
CNCで切削加工を行うとびっくりするぐらい切削屑が出てきます。空気が含まれるので元の体積以上に膨らむので当然といえば当然です。
もちろんこのごみは掃除機できれいにしなければなりません。
最初は何も考えず左のハンディクリーナーで掃除を行ってみました。
この掃除機は充電式乾電池が使用でき、さらに安価なのでとても気に入っている掃除機です。
しかしいざこの掃除機で切削屑を吸い込んでみると、あっという間にこのようにフィルタが詰まってしまいました。
フィルタは本来灰色なのですが、外から見えないほど詰まっています。
さすがにこれでは使い物になりません。
そこで購入してみたのがこのサイクロン掃除機です。
価格はハンディクリーナーとしても高めなのですがサイクロンとして機能していそうな雰囲気であることに加え、充電式でなく、外部給電で消費電力が120Wと強かったため選びました。
ほかにも似たようなものもありましたが、収納袋付きでホースやソファー用のアタッチメントが多数つくことも魅力です。
そしていざ実際にこの掃除機で切削屑を吸引してみると。。
すごい!本当にサイクロンしてる!
右の写真からわかるように切削屑が外側を回転していて中央のフィルタにあまりついていません。
パワーも申し分ありません。
確かにしばらく使った後は内部のフィルタに切削屑もついていますが、DIY程度であれば加工後に一度フィルタを洗うだけで済みそうです。
本格的に切削加工をする人はしっかりしたサイクロン集塵器を用意すべきでしょうが管理人レベルではこれで十分です。
というわけでこの掃除機はおすすめです。自動車の車内清掃用としても使えますしね。
ちなみにこの掃除機は電源がAC100Vではなく、12Vのシガーソケットから給電します。12Vのスイッチング電源を準備して、かつプラグ変換する必要があります。なにせ120Wもあるのでなかなかの電力です。
管理人は以下のようなパーツを使用しました。