(旧記事)CoIDEの使用(1)

注意)

 このページで紹介しているCoIDEの使用法はSTマイクロさんの旧ライブラリ(Standard peripheral library)を使用したものです、一方このサイトでダウンロードできるソースコードは新ライブラリ(Cube HAL Driver)を使用したものです。新ライブラリの使用法はこちらを参考にしてください。

CoIDEのインストールが終了すると次は簡単なサンプルプログラムを作成してみます。

ここでは使い方の取っ掛かりを得ていただくだけなので最も簡単なLED点滅(通称Lチカ)を行います。

プロジェクトの新規作成

CoIDEを立ち上げます。

立ち上げ後 Project → New Projectをクリックして新規プロジェクトを作成します。ここではL_chikaというプロジェクト名にしました。

Nextを押すと Chip/Boardの選択画面になりますが、ここでChipを選択します。

さらにNextを押してChip選択画面に映ります。ここでF3Discovery基板に搭載されているチップを選択します。

ST → STM32F303 → STM32F303VC です。

選択後Finishを押します。

Finishを押すとダイアログが消えてコンポーネントの選択画面になります。ここで必要なコンポーネントにチェックを入れると上で作成したプロジェクトフォルダに必要なファイルがコピーされます。

今回のLチカでは以下のコンポーネントにチェックを入れます。

  • C Library
  • RCC
  • GPIO
  • TIM

これらをチェックすると依存しているライブラリ(CMSIS)などにもチェックが入ります。

次にView → Configurationをクリックし設定画面を開きます。

ここでCompile→Optionを以下のように変更します。

  • FPU Hard
  • Support C++にチェック

 

次はプログラムの記入がメインになりますが、長くなりましたので次に続きます。