気圧センサ (MPL115A1) 使用法

(2014.9.8 作成)

 使用方法の概略は以下の通りです。あまり複雑ではないので、とっつきやすいと思います。

  1. SHDNピンをVDDに接続して起動。GNDに接続だとSleepモード
  2. SPIで固体ごとの校正データ読み込み。
  3. 変換指示
  4. 3ms待つ。(Typ 1.6ms, Max 3msなので短くてもOK)
  5. レジスタに格納されたデータ読み出し。
  6. 校正データを使用して絶対値に変換
  7. 必要に応じてStep3以降繰り返し

です。

SPI通信時のアドレスは6ビット指定ですが、MSB側1bitのR/Wフラグ、LSB側1bitに0追加の8ビットでアドレスを指定します。

ライブラリダウンロード

 以下よりライブラリをダウンロードしていただけます。Arduino, STM32F3Discovery基板とも同じソースコードで動作します。ただしSPI通信部分はマイコンごとに異なっていますので、こちらを参考にしてください。

 またこちらにサンプルプログラムを置いているのであわせてご覧ください。

MPL115A1操作クラス
DKS_MPL115A1.zip
zip ( 圧縮 ) ファイル 1.8 KB

クラスリファレンス

コンストラクタ

プロトタイプ

MPL115A1(

    const DKS::SPI::SPI_Base *SPI,

    const DKS::IDigitalOut *SSpin);

戻り値

なし

引数

SPI

SPIクラスへのポインタ

SSpin

SSピンを接続したDigitalOutクラスへのポインタ

備考

 

測定を開始する

プロトタイプ

void StartConversion(void)const;

戻り値

なし

引数

なし

備考

max 3ms待った後下の関数を用いて気圧を読んで下さい。 

測定結果を取得する

プロトタイプ

float Get_kPa(void)const; …キロパスカル単位

float Get_hPa(void)const; …ヘクトパスカル単位

戻り値

気圧

引数

なし

備考