(2015.11.26 作成)
(2019.6.11 修正)
マイコンを用いてSDカードにデータを読み書きする方法を紹介します。
パソコンでも認識できるようにするためにはFATファイルシステムという方式に従って読み書きを行う必要があります。このFATファイルシステムというのは素人が理解して実装するのは難しいものですが、幸いなことにいくつかフリーで使用できるライブラリが公開されています。
このサイトではこれらライブラリの中でChaN氏の作成されたFatFsを使用する方法でこのファイルシステムを実現しています。このFatFsは"いくつかの関数"を準備するだけで様々なマイコンに対応できる素晴らしい仕様になっているのですが、このサイトではさらに抽象化した共通ライブラリ(SPI, DigitalIn, DigitalOutクラスなど)を用いることで”いくつかの関数”も汎用化し、さらに簡単に利用できることを目指しています。
上記写真ではArduino UNOを用いてSDカードを利用していますが、 汎用化の結果STM32でもほぼ同じコードで使用することが可能になっています。
('19/6/11訂正: STM32ベースクラスを変更したためSTM32F103C8T6基板以外では動作できなくなっています。)
具体的な使用法等はメニューからご覧ください。