(2014.4.29 作成)
キャラクタ液晶の使用法(接続編)に引き続きコントロール方法を解説します。
通常のデータ転送方法ですが、
RSピン (レジスタセレクタピン)でこれから設定するD4~D7ピンがコマンドかデータかを指定し、Eピン(イネーブルピン)の立下りで取り込みが実行されます。
ここで言うコマンドとはカーソル位置の指定や画面の消去指示などです。
これを具体的に書くと
になります。
電源投入後直ちに4ビットモードへ設定します。この際、初期が4ビット・8ビットのどちらに設定されているか不明なため、一旦8ビットモードへ設定します。
具体的には
になります。
データの表示はRSピンを1にして8ビットのデータを送ります。送るデータは1バイトのASCIIコードなので特に変換等は必要ありません。コンパイラの文字コードがShift-JIS系であれば半角カナも1バイトなので液晶モジュール側が対応していれば半角カナも表示できます。
簡単な説明になりましたが、ここに記載しているものをコード化したものがこちらにおいてあります。関数リファレンス等も作成していますので、あわせてご確認ください。